今の時代、働き方が多様化しブログやYouTubeなど数多くの副業が存在しています。
これらの副業で副収入を得ることは非常に大切ですが、その中には怪しい詐欺副業が存在しているのも事実です。
そのため、騙されないように細心の注意を払わなければいけません。
この記事では多くの人が騙されてしまっている詐欺副業を3つ紹介するので、今後あなたが騙されないように注意してください。
怪しい詐欺副業①:誹謗中傷アフィリエイターが紹介する副業
「誹謗中傷アフィリエイター」というのは他人の商品などを誹謗中傷して自分の商品を代わりに売りつける人を指します。
今の時代、数多くの副業が存在しているのでネット上では様々な商品が販売されています。
その商品のことが気になる人はネットで口コミや評判などを調べるわけですが、そういった時に必ず出てくるのが
- 〇〇は詐欺副業
- 〇〇は怪しいので要注意!
- 〇〇の口コミや評判!詐欺確定
といったユーザの不安を煽るようなサイトです。
例えば下記は「デジタル権利収入」と検索した時に出てくるサイト一覧ですが、どの記事も「詐欺」「怪しい」といった文言で誹謗中傷しているものばかりです。
これが本当に詐欺案件なのであれば問題はありませんが、実際このデジタル権利収入という副業はAmazonのKindleで電子書籍を出版して印税収入で稼ぐという真っ当な副業です。
しかし、ネット上ではこのように「詐欺」「怪しい」と誹謗中傷されているのです。
では一体なぜ、こういった人たちは他人の商材を誹謗中傷するのでしょうか?
彼らは正義感の元に誹謗中傷しているわけではありません。
それは自分の商材を売りつけて稼ぎたいからです。
上記のような誹謗中傷記事を書いているサイトにアクセスすると、ほぼ間違いなく記事の最後に下記のようにLINE登録を促すテンプレートが記載されています。
「月に400~500万円の収入がある」「月収150万円を稼いでいる」といった文言でLINE登録を促している人もいますね。
彼らは稼いでいる証拠や顔など一切ネット上に公開していない怪しい人物ですが、こういった人の言っていることを真に受けてしまいLINE登録してしまう人も少なからずいるようです。
そして、LINE登録をしたユーザーに対して彼らは下記のように自分の商材の販売を仕掛けてきます。
他人の商材を「詐欺」「怪しい」と誹謗中傷している人がこのような怪しい案件を何度もLINEで送ってきているわけですから信用度が低いのは明白ですよね。
ネット上にはこのように顔も名前も出さずに自分の利益のために平気で他人を誹謗中傷する人が数多く存在しています。
こういった人たちの情報を信頼してしまうと大切なお金を失ってしまう場合もあるので、しっかりと名前や顔を出している人からの情報を信じることが重要になってきます。
怪しい詐欺副業②:闇バイト詐欺
こちらは言うまでもないと思いますが、絶対に手を出してはいけない副業は闇バイトです。
近年テレビなどでも非常に話題になっており逮捕者が続出していると思います。
しかし、これだけ危険だと分かっているのにも関わらず高額報酬に目がくらんでしまい、闇バイトに手を出してしまう人が多いのも事実です。
その理由の1つに「応募までの手軽さ」があります。
例えば、X(旧ツイッター)で闇バイトと検索したら下記のように怪しい副業を簡単に見つけることができました。
Xはアカウントさえ作ってしまえば誰でも使用することができるので、高校生でもこういった危険なバイトに簡単にアクセスできてしまう状態となっています。
しかも、やることは「指定された人の家に行き紙袋を受け取る➡別の場所で別の人に渡す」といった非常に簡単な作業です。
それで20万、30万といった金額がもらえるので多くの若者がお金欲しさに手を出してしまうのでしょう。
物を運んでいるだけなので犯罪をしている意識がないかもしれませんが、こういった闇バイトに加担した人は詐欺罪や窃盗罪で逮捕される可能性が非常に高いです。
また、闇バイトに登録する際に家族の住所や自分の個人情報を送る必要があるため、途中で逃げようとしても逃げることはできません。
犯罪を完了させるまで彼らの手から逃れることはできないので、安易な気持ちで応募してしまえば一生犯罪に手を染めることになってしまいます。
表向きでは「簡単な軽作業」「お金を受け取るだけ」「運搬業務」と普通のバイトのように募集していることが多いですが、その実態はとても危険ですので騙されないように注意しましょう。
怪しい詐欺副業③:X(Twitter)現金配布詐欺
3つ目の詐欺副業はX(Twitter)現金配布詐欺です。
Xを利用している方なら現金配布企画を一度は目にしたことがあるかもしれません。
下記のように現金を配布するといってユーザーを集めているアカウントになります。
「無料でお金がもらえる!」と宝くじ感覚で応募してしまう人が多いのですが、無料で現金を配布しても相手には何のメリットもありません。
こういった美味しい話しには必ず裏があるので一緒に確認していきましょう。
彼らが現金配布でユーザーを集める理由は主に下記の3つです。
- 当選者の口座に現金を振り込むための手数料という名目でお金を振り込ませる
- 個人情報を抜き取って悪用する
- ポップアップ詐欺を仕掛ける
一つずつ見ていきましょう。
①当選者の口座に現金を振り込むための手数料という名目でお金を振り込ませる
現金配布詐欺では振込手数料という名目でお金を振り込ませています。
詐欺師は高額の現金配布を理由に送金を要求してきますが、送金しても実際に現金がもらえることはありません。
詐欺師のポケットに現金が振り込まれるだけなので注意しましょう。
②個人情報を抜き取って悪用する
現金配布詐欺では個人情報を聞かれる場合があります。
例えば「現金を振り込むのに住所と本名が必要」などといった形です。
普通に考えれば不要な情報だと分かることですが、現金で頭が一杯の状態だと冷静な判断能力を失ってしまい、そのまま個人情報を渡してしまうケースが続出しています。
このように個人情報を教えてしまうとサイバー犯罪のターゲットリストとして売買される可能性があるので注意しましょう。
また、中にはクレジットカードの番号を教えてしまう人もいますが、こちらに関しても不正利用される可能性が非常に大きいので控えましょう。
とにかく、個人情報を教えてしまうと非常に危険な目に遭う可能性があるため絶対に教えてはいけません。
③ポップアップ詐欺を仕掛ける
ポップアップ詐欺とは、Webページを閲覧しているときに突然金銭などの要求をしている画面を表示させる詐欺です。
ポップアップ詐欺の中にはサイト利用料などの名目で高額な費用を請求してくるものもあります。
現金配布で集めたユーザーに対して、こういったポップアップ詐欺のページを送り金銭を振り込ませる詐欺も流行っているので注意しましょう。
当然、こういったサイトに対してお金を振り込む必要はありませんが知識がない人だと振り込んでしまう可能性もあります。
こういった悪質な詐欺に騙されないためにも日々、自分自身で知識を身に付けていかなければいけません。
まとめ
この記事では近年流行っている3つの詐欺副業についてご紹介しました。
- 誹謗中傷アフィリエイターが紹介する副業
- 闇バイト詐欺
- X(Twitter)現金配布詐欺
どれも表では美味しい話をしていますが、実際その裏側は非常に危険だということが分かったと思います。
なぜ、こういった悪徳業者が増えているのかというと誰でも顔も出さず、名前も出さず気軽に発信することができるようになったからです。
上記3つの副業も全員顔も名前も出していないことが分かると思います。
詐欺師の多くはこのように自分の素性を隠して他人を騙すことが多いので、今後あなたが副業を始める際はしっかりと顔と名前を出している人を選ぶと良いと思います。
そうすれば詐欺被害に遭う可能性はかなり低くなるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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